穏やかに午後に 微かに聞こえる
鳥達の歌声は遥かに東をいく
「例えば僕にも羽があったなら」
なんて誰しもがする空想を広げながら

時にはお散歩もいいね
新しい発見が君の笑顔を誘う
「ほら早く!」無駄のない催促
口を尖らす君がやけに愛しく見えた

心を重ね重ね 時にはぶつかるけど
なくしちゃいけない宝物を見つけたんだ

明日晴れて 君が来たら
何を話そう 考えてばかりだから
心配なんてしなくていいよ
どこにも行かない 君だけを見てる
あの日の約束 叶える為に

少しずつでいい 無理はしなくていい
同じ歩幅でいいから 大切に育てて行こう
形はないけど それでもいいんだ
確かな想いが 僕らを結んでいる

両目に溢れそうな 涙を浮かべて
「泣いてないよ」とふてる
なくしちゃいけない宝物を見つけたんだ

揺れる景色 暗く歪み
不安ばかり 募る切ない夜は
壊れるほど抱いていたい
感じていたい その全てを見せて欲しい

この心音が止まっても
甘いキスでまた息を吹き返す
なんて事はないけど

明日雨で 心細くて 空振りばかり
そんな時にもきっと
傍にいよう 細い指を絡めていよう
君の笑顔が戻るまで
前を向こう 明日は来る
光は誰にも 平等に降り注ぐ
いついつまでも 変わらずにいたいから
手を繋いで ラララ 歩いて行こう

words:jin music:jin

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