四季の歩
words by jin / music by hiro

めぐり往く

絶えず張りつめてた
意識が奪われる
中身のない月を消して
飾って造り直そう

いつかの視覚的感触に
覆われ溢れ出す
突き刺す細胞の群れが
呼吸のリズムを奏でる

矛盾した理屈を越えて
理想体を見出せるか
迷路から抜け出せずに
広がる不安を塞いで

数え切れない願い
加速し続けていく
光で射した彼方へ
解き放つ言葉

刻む 限りある時に追われ
今を見失う
単調に繰り返す日々に
色を足し 素敵な彩りを

舞い踊る立冬の風と
さんざめく眩しい光が
表情を変え離れようとも
連なりぶつかる頃には

切り取られた季節を
紡ぐよう重ねて
移ろい変わる景色よ
褪めぬままに染まれ

めぐり来る
四季を使い捨て

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