いつかは光の元へと
辿り着けるのか
抗う事さえ出来ずに
愚かな螺旋へ堕ちる
誰かの呼ぶ声
気付いていても遠く
差し伸べられても
掴む事すら出来ず
人は失って初めて
大切だった事に気付く
今になって悔やんでも
それは叶わぬ願い
霞んで行くその光が
遠く離れていく
苦しみ痛みを抱いて
消せない悲しみの螺旋
悲しみはやがて
憎しみへと変わる
新たな憎しみを
生むとも知らずに
人はいつまでも同じ
過ちを繰り返すのか
時代が変わっていても
変わる事ない心
焔に身を焦がす事で
生きる意味を得る
狂わせる程に愛しい
果てない憎しみの螺旋
血で血を洗う世界で今日も
また同じ輪へと堕ちていく
いつまで続くのだろうか
永久に廻るだけ
気付いていたとして
もうこの手は
汚れすぎていて
永遠に止まらない輪に
向かう強さが欲しい
止められない運命と共に
再び眠りに落ちる
廻り続ける
狂々と